茶の木


茶の木

 茶は、植物学的には、ツバキ科カメリア属の永年性の常緑樹でその学名は
Camellia sinensis(L)O.Kuntzeである。カメリア属には82以上の種がある
が、これらの原産地は、いずれも北緯30度以南の東南アジアで、西は、ネ
パールから東北は台湾・琉球・南日本に及んでいる。
 農学的には、葉が小さくて丸く、灌木で寒さに強い中国種var.sinensisと
葉が大きくて先がとがり、喬木で寒さに弱いアッサム種ver.assmica、その
仲間のアッサム雑種の3つに分けられている。

茶の木の特性

茶は亜熱帯性の常緑作物で、生産の温度限界は年平均気温12.5゜C〜
13.0゜Cの範囲にあり、年間降水量は1500mm以上が望ましい。適
地性は広く弱酸性土壌(ph5.0)に適しているが、酸性に対しては強い作
物である。浅根性植物であるが、実生の場合は直根の長さが1m以上にもな
り有効土層が深い土壌で生育は良く、1年に3〜4回収穫ができ、暖地では
4〜5回摘収できる。