固形成分は、約40%が水に溶ける成分で、水に溶けない成分としては、セ ルロース(せんい素)や、タンパク質、ペクチンのほか、組織細胞を構成す る物質、でんぷんなど貯蔵物質などからなっている。
これらのうち、一部水に溶けるものもあり、また、エーテルやアルコールな どの有機溶媒に溶ける脂溶性のものとして、香気成分や葉緑素(クロロフィ ル)、カロチン、キサントフィルなど色と関係するものとして色素類があげ られる。
水に溶ける主要成分は、茶本来のタンニン(カテキン)、アミノ酸類、カフ ェイン、糖類、サポニンなどである。また、無機成分(ミネラル類)も5〜 6%あり、大部分が水に溶ける形で存在する。
無機成分としては、カリウム、リン酸、カルシウム、マグネシウムのほか、 微量のマンガン、鉄、アルミニウム、ナトリウム、銅、亜鉛、フッ素、ヨウ 素などがある。
このほか、茶葉中にはビタミンC・Eなどのビタミン類が含まれている。